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社員5人の会社から約3年で社員30人の会社へ

2012年12月11日[更新:2019年9月30日]
社員5人の会社から約3年で社員30人の会社へ

経営者自身が組織の活性化を意識し、5年後までの具体的なビジョンを持つことによって、今社長がやるべき仕事が明らかになります。
ビジョンの策定と、実際の経営改善施策を3年間にわたりきめ細かく指導・支援した結果、会社規模は6倍、営業利益が約10倍になりました。

きっかけは著書

当社の所長とスタッフも著者のひとりとして名を連ねる『社長!社員が10人になったら読む本です。』(著者:黒字経営を実現する会計事務所の会)を購入された経営者様から弊社に「従業員が増えない、経営に行き詰っている、顧問税理士が数字の説明をしてくれない」といった内容で問い合わせがありました。

すぐ先方の会社に訪問しお話をうかがったところ、設立して2年になるが従業員が増えず、売上が上がらないという悩みでした。

業種が営業会社ということで、従業員の増加≒売上の増加ということもあり、当時の顧問税理士との兼ね合いを考え、弊社の強みの一つである経営支援業務というかたちでご契約いただき、3年におよぶ支援が始まりました。

組織づくりに着手

まずやるべきことは、組織づくりです。

この企業には、法人でありながら会社の経営理念がありませんでした。
経営理念は、会社の方向性を考え、計画的にビジネスを展開していくためには絶対に必要なものです。
最初に行った「価値観共有・組織の価値観を造る」勉強会は、とても重要な勉強会でした。
個人の価値観、組織の価値観を知り、ビジョンを共有したのです。

そして経営理念を従業員に共有し、さらには従業員の行動目標もしっかり共有しました。

社長・社員の役割分担を確認する

社長の仕事はすべての業務に目を向けることです。営業だけ、製造だけ、経理だけといった業務は組織を構成するには必要ですが、社長はそのトップに位置するものです。社長には組織図を作ってもらい、改めて社員の役割分担を明確にし、組織体制を整えてもらいました。

月例会議の開始と継続

現在の会社がどのような状況か、1ヵ月の成果はどうだったか、従業員の考えはどうなのか、などを共有するため、最初は人数が少ないということもあり、社長と全従業員で毎月月末に社内会議を行うことにしました。

社長の意見に賛同できず退職する者もいましたが、それは組織の中では仕方がないことで、社長と共にビジョンを達成しようとする従業員こそ財産であり、今ではその従業員達が会社の中心となり動いている状況です。
社員数が増えた現在は、チームごとに会議を行ったうえで、それぞれのチームリーダーと幹部社員、そして社長が月例会議を通して情報を共有することで、さらなる改善をめざしているところです。

数字に成果が見える

我々の経営支援業務というのは、コンサルタント業務ではありません。
売上を上げるためにこれを売りなさいとは言いません。
財務分析の中で隠されている様々な数字の動きを説明することにより、社長が考える次の行動が少しでも良い結果となるようにお手伝いをすることだと思っております。

例えば、従業員のモチベーションが上がらず売上につながっていないケースであれば、従業員のモチベーションを上げるために社長が行う行動は給与すなわち営業歩合のアップでしょうか?
営業歩合をアップしてモチベーションが上がり売上増加につながればそれは会社としても社長としても満足でしょう。
ただし、営業歩合を上げて売上増加になったとしても、利益はマイナスとなる場合もあります。
会社にとっても、従業員にとっても満足行くような営業歩合を計算することも財務分析により見ることができます。

今回は、3年で従業員は30人、売上規模は3倍超まで成長することができましたが、すべてがうまくいくとは思っていません。
しかし、社長がひとりで悩み、ひとりで解決策を考えるよりも、我々が少しでもお手伝いさせていただき、社長のビジョンを達成していただくためのお力になりたいと思っております。

※事例につきましては、掲載時点での法令に則った内容となっております。

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